世界最大のスポーツイベントである「ワールドカップ」が11月21日に開幕します。
今回の開催地は「カタール」です。
サッカー日本代表も最終予選を勝ち抜き、今回で7大会連続出場となります。
「ワールドカップに興味があるから日本代表の注目選手が知りたい」
そんな人も多いかもしれません。
この記事では、そういった人たちのために、「カタールワールドカップの日本代表における4人の注目選手」について解説していきたいと思います。
カタールワールドカップの日本代表注目選手
1993年に日本におけるプロサッカーリーグである「Jリーグ」が誕生し、日本サッカー界はそれ以降順調に力を付けてきました。
当時は、日本人サッカー選手が本場ヨーロッパのリーグで活躍するなど想像できませんでしたが、元日本代表MFの中田英寿氏の活躍以降、多くの日本人選手がヨーロッパへと活躍の舞台を移しました。
元日本代表MF香川真司選手がドイツの強豪ボルシア・ドルトムントで大活躍すると、一気にヨーロッパでプレーする選手が増え、日本代表選手の大半が「海外組」となりました。
カタールワールドカップに出場する日本代表で注目されている選手たちも、当然のことながらヨーロッパのトップクラブで活躍しています。
久保建英選手(レアル・ソシエダ)
世界最高のサッカークラブの1つであるFCバルセロナの下部組織出身で、圧倒的な人気と実力を誇るのが、久保建英選手です。
昨季まではレアル・マドリードに所属しマジョルカにレンタル移籍をしていましたが、今季は同じスペイン国内のレアル・ソシエダに完全移籍をしています。
EL(ヨーロッパリーグ)に出場するほどの強豪チームですが、開幕からスタメンで出場し続け、好調なチームの中核を担っています。
天才という表現がピッタリな左足のテクニシャンで、攻撃的なポジションであればCF以外はどこでもこなすことができるのです。
まだ21歳と若いですが、世界的な知名度も日本代表の中ではトップクラスとなっています。
三苫薫選手(ブライトン)
川崎フロンターレでのプロデビュー後、初年度から大活躍し、今季はイングランドプレミアリーグのブライトンでプレーしているのが、25歳の三苫薫選手です。
サッカーに詳しくない人が見ても「凄い」と思わせる圧倒的なドリブルが魅力の選手となっています。
2022年は日本代表で8試合に出場し、5ゴールを記録するなど、圧倒的な実力を誇ります。
ただし、途中出場からの方がインパクトある活躍をする傾向があるため、ワールドカップも後半から出場する可能性の方が高いかもしれません。
左サイドのスタメンは前述した久保建英選手が務めそうですが、大会の展開次第では大きな武器としてスタメンで起用される可能性もあります。
冨安健洋選手(アーセナル)
今季プレミアリーグで首位に立っているイングランドの名門アーセナルで、抜群のプレーを披露しているのが、23歳の冨安健洋選手です。(ワールドカップ期間中に24歳になる)
圧倒的な身体能力とCBもSBもワールドクラスというポリバレント性、そして両利きであるためどちらの足でも精度の高いパスが出せるといった特徴があります。
「日本サッカー界において歴代最高のDF」とも称されるほど高い能力を持ち合わせているのです。
若干怪我をしやすい点だけが弱点ですが、今季はこれまで怪我なくプレーできているため、良いコンディションでワールドカップを迎えることができることでしょう。
冨安選手がCBとSBのどちらで出場するのか注目です。
鎌田大地選手(フランクフルト)
昨季はフランクフルトのEL優勝に貢献し、今季はCL(チャンピオンズリーグ)で2試合連続で得点を決めるなど日本代表選手の中でナンバーワンの実績を残しているのが、26歳の鎌田大地選手です。
元々そのテクニックには定評がありましたが、派手さがなかったためスター選手ではありませんでした。
しかし、昨季フランクフルトでハイレベルな活躍を見せると、日本代表でも存在感が一気に増しました。
9月に行われた日本代表の欧州遠征のアメリカ戦で躍動(1得点)したことで、ワールドカップもトップ下でスタメンで出場する可能性が高くなりました。
今季の公式戦ではすでに10得点2アシストを記録していて、ワールドカップで最も期待できる選手であると言えるでしょう。
まとめ
今回は、「カタールワールドカップの日本代表における4人の注目選手」について解説してきました。
世界規模で注目されるカタールワールドカップまで1ヶ月切りましたが、日本代表はグループリーグでドイツやスペインという超強豪と対戦します。
ここで挙げた選手たちを含めた全選手が最高のパフォーマンスを発揮し、ぜひ決勝トーナメント進出、そして過去最高のベスト8に進出してもらいたいものです。
注目の日本代表の初戦(ドイツ戦)は、11月23日に行われます。