少年サッカー

少年サッカーで親が観戦中に大声で指示出し、口出しする子供は成長しない

どうもレンパパです!

子供の習い事で試合や練習を見ていると、子供の事が心配や不安、不満になり外から指示や罵声を浴びせている親御さんをたまに見かけます。

私は正直言ってプラスになっている面は一つもないと思っていますし、もしかしたらお子さんに混乱を招いているかもしれませんので、親はどのようにして行くべきかを書いていきます。

ちなみに我が息子たちのチームの方針は「親はサッカーへの指示出しと口出し禁止」です笑

極端ですがそんな感じ。

私の経験も踏まえて、親が指示だし、口出ししまくると子供はどうなって行くのかを書いています。

本当にそれはサッカーに必要なコーチングですか?

少年サッカーで顕著に見られる「親の口出し」

口出しにも2種類あって、試合の映像やサッカーの動画を観て「こうした方が良いよ」「これやってみなよ」の口出しと、試合中にコーチがいるにも関わらず、大声で怒鳴りながら「走れ!」「そこを守るな」などの迷惑な口出し。

前者は口出しだけど子供の事を考え、一緒に道を探してあげるコーチングに近い口出し。

後者は自分のイライラと勝手な考えを子供に押し付けている口出し

大まかに分けるとこんな感じだと思います

そして後者の方はコーチングではなくティーチング

  • コーチング→導き引き出す
  • ティーチング→答えを教える

ティーチングが必要なタイミングはルールや、そのスポーツの初期動作を教えるときだけです。要は初めの段階でノウハウを教えること。それ以外は仕事も子供の教育もコーチングが重要です。

そもそもが試合中に口を出すべきではない

試合などを観ているとゴール裏からコーチではない、親御さんが指示を出しているのよく見かけます。

少年団のパパコーチとは全く別で、コーチをやっていないパパはただの観戦者とファンの1人です。

ここで一度冷静になって考えてみましょう。

もしチームの決まり事や、その日の戦術とは違う指示を出していたら、その子供は混乱するでしょうし、チームメイトやその他の親、監督やコーチはどう思うでしょう?

そうなんです。ただの迷惑です。

私が見る限り罵声を浴びせ、大声で指示を出している親の大半はサッカー未経験者だと思っています。指示の出し方や内容がそう思わせます。

そして私の周りのサッカー経験者のパパ達は絶対に指示は出しませんし、なんならあまり見にもきていません笑

なぜなら自分がやっていた時にそんな事をされたら嫌とわかっているから。

子供はもしかしてその言葉で混乱しているかも

「なんでボール取りに行かないの!?」

「今のシュート打てるじゃん!ここに立つな!」

色々な指示出しがあると思いますが、確実に混乱していると思います。

そしてそれが繰り返されると、子供は試合中にも関わらず、親の顔をチラチラ確認しながらプレーするようになり、余計試合に集中できなくなります。

それで「よそ見するな!」

わかります。息子さんに活躍して欲しくて言っているのは百も承知ですが、もし本当に子供のためを思って声掛けするなら、違うアプローチをするべきです。

そのうち「もう観に来なくていいよ」がサインの始まりで、最後には「サッカーがつまらないから辞めたい」に繋がります。

もししっかり応援している親御さんならば「試合を見にきてよ!」ってなるはずです。

そしてそもそもそこまで口を出したいなら、コーチになるべきです。

資格も取り、チームに加入し、堂々と指導をした方が良いと思いますが、ほとんどのそのような親は自分の子供限定で口出しをするので、コーチにはならないと思います。

口出しやダメ出しはやる気を削ぎます。

会社でも上司に怒られてばかりではやる気もなくなりますし、辞めたくもなりますよね。

親にしかできない重要な役割がある

子供にとって親の影響は絶大です。

だからこそ親は子供を信じてあげてください。

監督やコーチには絶対に出来ない、親の役割があります。

車で送り迎えしたり、お金を惜しみなく出してあげたり笑も、もちろんそうですが大事なのは寄り添って理解して褒めてあげる事です。

子供は親が思うほどヤワじゃありませんし、自分が上手くいっていない時は親以上に理解しています。だって自分の事ですから。

だから親はどっしり構えて見守ってあげていればいいんです。

大丈夫です。子供は出来ます。

それだけで子供は安心するし、小さなことでも褒めてあげて成功体験を積ませてあげれば、自信がつきプレーにも生活態度にも表れます。

もう一度言います。

親の影響は絶大です。

親が道標を示してあげれば、子供はみるみる成長しています。

怒鳴らなくてイライラをぶつけなくても進んでいきます。大声で叫んで指示を出しても心に響いていなければ、同じ状況や少し違う状況になった時に自分で考えて動けません。

親の役割は子供を自立させ、自分で考えさせ、間違いそうな時は軌道修正をしてあげること、そして沢山の愛情を注ぐ事だと思っています。

社会的にルール違反をした時や、悪事をした時は怒るべきですが、スポーツの動きや出来で怒るのは絶対にやめたほうが良いと思います。

もしどうしてもサッカーに限らず、子供の習い事に口を出したいならアドバイスに徹底するべきです。アドバイスは助言です。

試合の動画を撮ってあげて、家で動画を一緒に観ながら「ここは何でこうしたの??」「もしかしてこういうやり方もあったかも」など、研究して自ら考えさせるように取り組むべきかなと思います。

まとめ:少年サッカーで親が大声で口出しする

さて、まとめです。

私レンパパも長男の時は試合中には口出しはしていませんでしたが、家で試合のビデオを観ながら「このプレーなんなの!?」「お前全然やってねーじゃん」と言っていました。

途中から試合のビデオを観たくないと言い出しました。

当たり前ですよね笑

無駄に怒られるんですから

途中で気付き高学年になる前に一切の余計な口出しはやめました。

試合中に大声で口出し!ダメ!
  • それはコーチングではなくドナリング(怒鳴る)
  • 子供のためにはなっていない事に気づく!
  • コーチや他の選手、他の親の迷惑になっている可能性大!
  • 子供は混乱している可能性大!
  • 親にしか出来ない役割がある!
  • 愛情のアプローチを変えるとグングン伸びる(経験済み)

親が大声で観戦するとしたら「やったーーー!!」「ナイスっーー!」で十分だし、これなら子供は喜びます。

観戦マナーも考えて、子供の成長を見守りサポートしていってあげたいですね。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

それでは!