どうもレンパパです!
子供がスポーツなどでレギュラーになれず、ベンチを温める日々…..
親も見ていて辛いですが、一番辛いのはもちろん本人です。
でも親がしてあげられることにも限界があり、そのスポーツに携わっていたなら多少のアドバイスは出来ますが、殆どの親御さんがそうでは無いと思います。
何を隠そう私レンパパも、サッカーは全くの未経験であり、小学生の頃に公園や土手で友達と遊んでいた程度です。
だからサポートしてあげられる事も、パスの相手や試合の動画を撮る、送り迎えとお金を出す笑
くらいしかやる事はありません。ってか出来ることがない。
でも安心してください。お子さんが控えでも、親がど素人でも本人が望めば必ず成長します。
努力が実るかどうかはわかりませんが、必ず成長だけはします。
この記事では我々親子の失敗談や成功体験、どの様に強豪のジュニアユースに合格したのかを書いていきます。
今お子さんの事で悩んでいる親御さんの少しでも助けになればと思います!
小学生からサッカーを始めてずっと控えの彼
初めは何か思いがあって始めた訳ではありませんでした。
妻が長男を公園に連れて行った時に、そこで練習をしていたチームを見ていて
お母さん。あれ何??僕もやってみたい
まぁ何かスポーツはさせたいなって思っていたので、運動がてら本人が興味あるならやらせてあげようか。
そんな感じで始めました。

サッカーの始まりは小学校の少年団
理由は近いから。
タイトルの「ずっと控えだった」は正確に言うと嘘で、少年団の時はレギュラーでした。
理由は同じ学年が8人もいなかったから笑
そこに1年くらいお世話になって地域にある現在所属のクラブチームに行くことになります。
移籍理由は色々ありますが一番の理由は本人が「もう少し上手くなりたい」と言い出し移籍を決意。
詳しい移籍理由を知りたい方はこちらもサッと読んでみてくださいね

クラブチームに移籍してからは、周りのレベルの高さに驚きつつも、それが良い刺激となり個人練習もするようになりました。
ただ運が良いのか悪いのか長男の学年が異常にレベルが高かった。
上手い子が集まってしまった代ですね。
人数も多く均等分けの2チームで区の大会に出場しても、決勝で当たってしまうほどのレベルでした。
レギュラーメンバーは全員地域トレセン
- 区トレセン▶︎区の選抜
- ブロックトレセン▶︎区の選抜の中から推薦され隣の区と合わせた選抜
- 地域トレセン▶︎東京なら東部地区(8区くらい?)西部地区などの選抜
- 東京トレセン▶︎東京選抜
通常チームに地域トレセンが1人いたら結構すごいねってところを、レギュラーが全員地域トレセン。
もちろん長男はそんなレベルではなく、最後の最後に区のトレセンがやっとというレベルです。
低学年の時は今の次男や三男と比べても、長男のレベルは低く下手っぴでした。
そしてレベルの違いからか、レギュラーでなくても悔しくなさそうになってきたのを見て、すごく腹が立ったのを今でも覚えています。
その時に私がどうしたのか、子供は何を考えていたのかを後で詳しく書いています。
2年生で今のチームに入り、6年生までレギュラーで公式戦に出たことは一度もありません。
2チーム出しの時や、1DAYカップの時は出たりはしていましたが、重要な試合ではスタートから出た事はなく、なんなら20人いるメンバーの下から2番目くらいでした。
この頃はすごいイライラして見ていました
そんな彼が県トップリーグのジュニアユースのチームに合格し、チームではスーパーサブになるまでになりました。
どんな個人練習をしていたの?
結論から言いますと徹底的に基礎です。
っというか僕が一緒にやってあげられる練習がそれしか無いと思っています。
【止める】【蹴る】を徹底的にやっていました。
何箇所かスクールにも行きましたが、今のスクールに落ち着いた理由がゲームや戦術などは一切やらずに徹底的に基礎を叩き込んでくれるからです。
この本やDVDなどを参考にしていました。
あとは週に2回ほどはラダートレーニングを行なったりしていました。
私がなぜ徹底的に基礎に拘ったかと言うと、スピードや体格で行うサッカーでは、身体能力が中学2、3年で横並びになった時に、基礎技術があるか無いかでサッカー人生が変わると思ったからです。
今の時点で身長が低い、足が遅い、体が細いなど、成長期がまだ来ていない小学生年代ではかなり差があります。
うちの長男も長距離は得意ですが、食べても食べても身体の線が細く、足の速さも運動をやっていない子よりは速いくらいのレベルです。
でも成長期を迎え、高校生くらいでは余程の武器の持ち主(身長190センチとかめちゃくちゃ足が速い)以外は身体的にはほぼ横並びになると思っています。
なので徹底的に基礎です。
初めは何をやって良いかもわからず、ひたすらリフティングをしていました。
試合には直接的に役に立つかはわかりませんが、ボールコントロールや身体の使い方を学べると思います。
小学2年の夏の時点で10回出来ないくらい….
小5の時点では2000回を超えるほどに出来るようになりました。
小6の現在ではテニスボールでリフティング56回が最高だそうです。
何回も言いますが長男は運動神経が良い方ではありません。
次男や三男を見てて思いますが、レベルが低い方だったと思います。
大切なのは基礎と継続です。
ずっと控えの子供のモチベーションはどこ?
この問題はかなりの親御さんが頭を抱えていると思います。
やはり子供が試合で活躍しているところを見たい。
AチームとBチームに分かれて試合が組まれ、Bチームでは出ているけれどAチームでは試合に出れない。
どうせ頑張っても試合に出れない。
こんな風に考えてしまっては負のスパイラルの始まりです。
長男が3年生の時の公式戦の時の事です。
それまでは2チームに均等分けをして大会に出ていたので、そこまで感じていなかったのでしょう。
しかしその大会は区大会とは違い、都大会に繋がる大事な大会。
もちろんその時点での力のある者で挑み、長男は1分も出なかったのです。
予選は出ていたのですが、準決決勝は1分もです。
チームは優勝したのですが、彼は帰りの車で号泣していました。
でも私は彼に「優勝したのに自分が出れなくて悔しくて泣いてるなら、お前はまだまだ成長できる」と伝えました。
親としても見ていて可哀想でしたが、彼が望んで強いクラブチームに来たのです。
チームや社会には競争が付き物です。
大切なのは今現段階では試合に出れないけど、子供のピークをどこにもって行くかを一緒になって考える事だと思います。
小学生の時に神童と言われている子供でも大人になって普通の選手とか、高校で伸びなかったなどは山ほどいます。
焦らずに今は努力の貯金をする時期だと伝えてあげると、子供も少し見る方向が変わると思います。
私は彼が良い試練を与えられていると感じ、何とかしてあげたいもどかしさと、妙な安心感を味わいました。
ただ慣れは怖いです。
そんなに悔しがっていた長男も5年生の初めくらいには、レギュラーでない事が当たり前になり、公式戦に出なくてもそこまで悔しくなさそうに見えました。

控えの子の親のあるべき姿
控えの自分に慣れを感じていそうな時は叱咤をしました。
勝負から逃げてる??諦めてる??
これはサッカーだけでなく、これから社会に出て大事になってくると思ったからです。
全力を出してやり切っても勝てない時や上手くいかない時はあります。
常に120%を出すクセをつけておかないと本番で能力を発揮できません。
ただ子供が必死にもがいて苦しそうだなと感じる時もあるでしょう。
子供が苦しい時期は親はどっしり構えましょう。
親の不安やイライラは必ず伝染します。
絶対に大丈夫!君なら出来る!出来なくても全然良いじゃん!
と伝えていました。
上手く行かなかったら中学から他のスポーツやったって良いし、スポーツ辞めたって良いじゃん。っていう逃げ道を残しつつ
レギュラーになれないくらいで諦めるなと伝えていました笑
プロを目指している子供も、そうでない子供もサッカーやスポーツを通して学べる事は多いです。
努力すれば必ず成功するほど甘くないこと、成功は約束されていないけど成長は必ず出来ること。
新しい仲間ができ、学校とは違うコミュニティで社会性も成長すること。
あげればキリがないですが、それをしっかり子供にも伝えてあげるべきだと思います。
そして、やはり改めて思ったのですが、親の出来る事は限られています。
親は子供を信じて、時には叱咤し、時には励まし、人一倍喜び、褒めまくってあげる事が親のやるべき事だと思います。
プレーするのは子供です。
親は一喜一憂せず、どっしり構えて見守りましょう。
まとめ:サッカー控えの長男が成長した理由
それではこの記事のまとめです。
- 徹底的に基礎を身につけておこう!
- 身長やスピードが無い子供も基礎技術は一番になれる!
- 努力は裏切ることもあるけど、成長だけは必ずしている!
- 親はどっしり構えてメンタルをフォロー!
- 大きな花を咲かせるのは小学生じゃない!
レギュラーの子もそうじゃない子も、必ず調子の良い時、悪い時はあります。
一番子供の事を理解していて、身近にいるのは監督やコーチでなく親です。
技術的な部分はチームに任せ、余計な口出しはせず、親は子供に寄り添って向き合ってあげましょう。
うちの子供でも出来たので、皆さんのお子さんも絶対に出来るはずです。