子供の頃は何にでも興味を示すし、保護者がしてもらいたいと始めた習い事も始めたての頃は楽しそうにしていたけど、気付けば飽きてしまったり長続きしなかったり。
こんな経験はありませんか?
我が家は三男のやる気のムラが凄い
本記事では、子供が習い事に飽きてしまったり長続きしない時の対策として、飽きさせず長続きができるような秘訣や工夫をご紹介していこうと思います。
子どもが習い事に飽きてしまう原因は?
子供に習い事を飽きさせず長続きしてもらうためにも、まずは何故飽きてしまうのかを考え知る必要があると言えます。
以下では、子供の習い事で飽きてしまう原因になりがちな事を紹介しますので参考にしてみて下さいね。
慣れてしまう
知らない事分からない事をやっているのが楽しい、新しい事に挑戦するのが楽しいなど、「楽しい」という感情が先行し、次から次へと自分の中に吸収したり刺激を求めたりというのが最初の頃に良く見られる傾向にあります。
これ自体はすごく良い事ですね。
しかし、そんな好奇心や刺激を求める感情も「慣れ」が生じてくると薄れていってしまいます。
楽しいや面白いという感情も、慣れていく事により退屈や物足りない、つまらないという感情に変化していってしまいます。
こうした慣れが、飽きや長続きしない原因の1つとして考えられると思います。
強制する事は危険
習い事を「自主的」にやっているのか「強制的」にやらされているのか、という事を考えてみましょう。
自主的に始めた・やっている事であれば比較的飽きたり嫌になるという事は少ないと思いますが、強制的にやらされている感じでやっているのであれば高確率で長続きしない原因になってしまうかと思います。
自分がやっていたスポーツを「子供にもこのスポーツをやらせるんだ!」という方は、お子さんに向けて違うアプローチが必要かもしれません
子供だけに限らず、大人になっても、自分の嫌な事をするのは億劫だと思いますし、それがもしも命令の様な強制でやらされるとなれば苦痛に感じるはずです。
実はこのスポーツあまり好きじゃない
私もスポーツの習い事はオススメしています。

大人だろうが子供だろうが、興味のない事や嫌な事を強制するのは何をやるにしても長続きができなかったり直ぐに辞めてしまう原因になると思いますので注意して下さい。
子どもが習い事に飽きないようにする秘訣や工夫
ここからは、子供の習い事が飽きないように工夫したり長続きできる様にするための秘訣をご紹介します。
習い事をしているお子様をお持ちの保護者の方で、自分の子供の習い事が長く続かなかったり直ぐに飽きてしまって辞めてしまうという経験がある方は是非参考にしてみて下さい。
褒めてあげる
褒めてあげる事で子供のやる気や嬉しいという感情を引き出してあげましょう。
子供に限らず、大人になっても仕事などで褒められれば嬉しいでしょうし、もっと頑張ろうという気持ちを持つ動機にも繋がります。
我が家ではなるべく「褒めて伸ばす」を実施しています。男の子だからと「何だよあのプレー!」と最初はレンパパも口を出していましたが、間違いなく良いところを見つけてあげて褒めた方が成長します。
逆に、叱ったりするのは言い方にもよりますが逆効果になり兼ねないので気を付けましょう。
難しいかもしれませんが、叱ったりするのは子供のしてしまった事の本質を見抜いてあげた上で、きつい言い方にならないように言ってあげるようにして下さい。
興味を示してあげる、理解をしてあげる
子供が習っている事に対して興味を示したり理解をしてあげるだけでも子供は嬉しく感じたりやる気になったりするでしょう。
特に子供が自発的に習いたいと思って習わせてあげているものには興味を持って、話を聞いてあげたり褒めてあげたりするだけでも長続きさせられる事に繋がるかと思います。
集中できる環境を作ってあげる
習い事にもよりますが、例えば、ピアノ教室に通わさせているけど家でもピアノを弾ける環境があるなら、それはとても良い環境だと言えます。
他にも、野球やサッカーといったスポーツ系の習い事をしている場合でも、家でも何かしらの形で習っている事に触れられる環境があると興味や好奇心を向上させられるでしょう。
うちは家の中用のサッカーボールがある
バタバタうるさくてたまにイラつくけどね
もちろん、家庭それぞれで作れる環境、作れない環境の差があるとは思いますので絶対とは言えませんがちょっとした創意工夫で子供の関心や好奇心、やる気を向上できる環境が作れるなら是非試してみて欲しいと思います。
注意点
これまでご紹介してきた、子供の習い事で飽きさせないように工夫したり長続きをさせようと思ってやってあげる事で注意して欲しいと思う事をご紹介します。
ご褒美制は適度にしましょう
やる気を出させるために○○をしたら○○をしてあげる・買ってあげる、といったご褒美を上げるというやり方には注意が必要です。
試合に勝ったらおもちゃ勝ってやろうか!?
こんな軽はずみな言葉でモチベを上げるのは危険
例えば、ピアノを習っていて、〇〇の曲が弾けるようになったら欲しい物を買ってあげる、の様な事をしてしまうと、子供なりに対価を求めるようになってしまい、ご褒美がないと頑張らないというような事態に陥ってしまいます。
今度の試合で点を決めたらゲーム買って
なんで……….
ご褒美が悪いという訳ではないですが、極端にお金がかかるものや子供の欲求を満たすようなご褒美は良くないと言えるでしょう。
もしもこれが、好きなご飯を作ってあげるとか、お菓子を買ってあげるとか、ちょっとしたアミューズメントパークに連れてってあげるとかであれば子供にとっても親にとっても可愛いらしい対価だと思います。
ちなみにうちでは「ハーゲンダッツ制度」にしています笑(サッカーで勝ったり、点を取ったりしたら、ハーゲンダッツのアイスが食べれるシステム)
あくまでもそれぞれのご家庭のやり方があるかとは思いますが、この様なご褒美を与える事で子供のやる気を出させようと考える場合はバランスよく、適度なものでやるのがおすすめです。
やりたくない、行きたくないという時は無理をさせない
子供がどうしても習い事に対してやる気が出ず、やりたくても行きたくないと言い出したら無理をさせずに子供の気持ちを尊重してあげて下さい。
無理矢理やらせたり行かせたりするのは子供の気持ちを追い詰める事になり、その結果辞めたくなる原因の1つにもなります。
むしろ、どうしてやりたくないのか?行きたくないのか?など、子供の気持ちに向き合ってあげる事も大切なことだと思います。
親心として、甘やかしたくないとか、少しぐらい嫌なことがあっても我慢して欲しい、という様な気持ちがあるのであれば、日常の中で子供のやる気を出させてあげる様な工夫をしたり、子供とのコミュニケーションをしっかり取ってあげて下さい。
まとめ:習い事を飽きさせない秘訣
子供の習い事を飽きさせない秘訣はいかがでしたか?
以下がまとめです。
- まずは原因を探ってみよう!
- 慣れからくるマンネリの飽きか、強制でやらされている飽きかを見極め!
- 行動に対して褒めてあげよう!
- 理解し、話をしっかり聞いてあげよう!
- 楽しめて集中できる環境は親が作ってあげる!
- ご褒美はほどほどに笑
上記で書いた以外にも、原因や理由は他にもあると思うので、まずはしっかりとお子さんと向き合うことが何より重要だと思います。
そして親は静かに導いてあげる。
そんな事を意識しながら親も楽しんで子育てしていきましょ!